働き方から考える看護師の給料の魅力

女性の働き方の傾向として、一般的には新卒で就職してから数年間働き、結婚や出産を契機にして退職してしまう。そして、育児を終えて余裕が生まれてからパートで働き始めるか、専業主婦を続けるケースが大半である。このような働き方を考えたうえで、給料面の魅力を享受したいのであれば看護師がオススメだ。
通常、新卒で就職した直後は給料が低く、ゆっくりと昇給を繰り返していくことにより年収が伸びていく。しかし、看護師の場合、1年程度の研修期間中は給与水準が低めとなる傾向があるが、それでも他の職業に比べると高い水準にあるのだ。そして、その後は他の職業に比べて、かなり高い給料で働くことが可能となる。資格が高く評価されて給料水準が高くなっていることに加えて、資格手当や残業手当、休日出勤手当や夜勤手当などのさまざまな手当がつく。そのため、退職する前までの期間の総収入が大きくなりやすいのだ。
一方、再就職を考えたときにもメリットがある。まずはパートで働くというケースが多いが、資格のない人に比べると時給の水準が1.5倍から2倍程度になっているのが現状だ。求人の数も多いので自宅の近くで働いたり、将来的に常勤で働きたい職場を見つけたりするのも比較的容易だといえるだろう。
このように、給料を少しでも高くしたいという女性にとって、看護師には多くの魅力が存在している。また、平均年収が高い職業として知られているので、退職せずに働きたいという女性にも十分な魅力を感じられるだろう。